頑張って筋トレに取り組んではいるものの、なかなか成果を出せずに悩んでいる方、結構多いのではないでしょうか?
「正しくトレーニングをしているはずなのに、筋トレの効果が出ない」
もしかしてそれは、筋肉を正しく追い込めていないのかもしれません。
今回は、筋肉の追い込み方と、なぜ「筋肉を追い込むことが必要なのか」を解説します!
目次
そもそも「筋肉を追い込む」とは?
筋肉を追い込むことは筋トレに取り組む際にとても重要なポイントになります。
しかし、そもそも「筋肉を追い込む」というのがどういったものなのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
筋肉を追い込むことがどんなことかわからないのに、「追い込まないと筋トレの効果が出ない」と言われても取り組めないですよね。
まずは、筋トレをする上での「筋肉を追い込む」ということについて解説します。
筋肉が燃え尽きるまで動かすことが「追い込むこと」
筋肉を限界まで追い込んで、限界を超えたその後の「最後の1回」がトレーニングの意味がある1回です。
それまでの回数は運動に過ぎないのです。
筋肉を限界まで追い込み、「もう動けない」「トレーニングが継続できない」ところまでトレーニングを行う状態まで行うことが重要です。
トレーニングで筋肉を極限まで使い果たし、「もはや自力ではダンベルを上げられない」「体が動かない」という状態を「オールアウト」といいます。
オールアウトすることが筋肥大へとつながっていく
筋トレをすると筋繊維が傷つく、そしてそれを修復することで筋肥大が起きるというサイクルがあるということをご存じの方は多いと思います。
筋肉は、オールアウトすることで初めて筋繊維に細かい傷がつきます。
軽い負荷で行ってオールアウトせずに終わらせてしまうと、筋肉にダメージがつかないので、筋肥大が起こりません。
筋トレをしているのに、なかなか効果が体に出ないと悩んでいる方は、もしかしたらオールアウトが出来ていないのかもしれません。
筋トレの成果が出ていないのは追い込めていないからかも?
先述したように、筋トレはオールアウトするまで続けることで初めてトレーニングとして意味を成します。
ですので、特に初心者の方は筋肉をうまく追い込め切れていないために、効率の良いトレーニングに結びつかず、効果が出ないということに陥っているかもしれません。
追い込むためにたくさん回数をこなしたほうがいいのか?
筋肉を追い込むために、50回で限界まで行ってやっと限界が来るトレーニングと、10回で限界が来るトレーニング、どちらが効率的かと言われたら圧倒的に後者です。
適切な回数とは、8~12回が基本。そこからプラス1回で限界がきて、これを3セット。プラス1回、2回と回数を増やすか、重りを増やして負荷を上げることが大切です。
回数を伸ばしたトレーニングは持久力を得ることができますが、筋トレにおいて重要な見た目の変化が起こるまでの時間がより必要になるデメリットもあります。
せっかくの筋トレ。できる限り早く見た目を変化させ、理想の体形に近づきたいですよね!
そのために「回数を多く」ではなく、「適切な回数」でトレーニングを意識しましょう。
毎日トレーニングすることは無駄?
「トレーニングを毎日やれば、結果も早く出てくるのでは?」と、毎日筋トレを行っていませんか?
もちろん、トレーニングが大好きな方は、筋トレが楽しくて毎日スケジュールを組んでいるという場合もあります。
ですが、「腹筋を早く割りたいから、毎日腹筋のトレーニングをする」という取り組み方は間違いです。
まず、毎日取り組んでしまえるような内容は、筋トレとして強度が低いと言えます。
筋トレはとにかく自分も筋肉も限界まで追い込むことが何よりも重要です。
毎日同じ内容のトレーニングを毎日同じ部位で行っても、筋肉は成長しません。
逆に、筋肉痛がある状態でのトレーニングも危険です。
例えば前日にオールアウトするまで腹筋を行い、今日は腹筋に筋肉痛があったとします。
筋肉痛がある状態で腹筋のトレーニングをしても、痛みがあるので良いトレーニングができません。
できなくは無いかもしれませんが、筋肉痛が無かった昨日よりも良いトレーニングができるかと言えば、答えはNoです。
筋肉痛がある状態で追い込もうとしても思うように筋肉を追い込めないので、時間の無駄になってしまいます。
その日は思い切って休み、回復してから筋肉を追い込むようにしましょう。
また筋肉痛があると、筋肉の可動域が狭くなるので、正しいフォームを取り難くなります。
正しいフォームが取れないと、対象筋肉にしっかり効かないばかりか、ケガの原因にもなります。
毎日トレーニングを行いたいという場合は、前日にトレーニングを行った部位を休ませながら、違う部位をトレーニングするようにしましょう。
日によってトレーニングする部位を変えることで、追い込んだ筋肉を回復させながらトレーニングすることができます。
筋肉を追い込むためのパートナーをつける
自分では筋肉を限界まで追い込めない。
そんな時は、筋肉を追い込むためのパートナーを付けましょう。
筋トレ初心者は特に、筋肉の限界の前に気持ちが先に限界を感じてしまいます。
最後のあと1回で追い込めずに、筋トレの効果が出る1回を逃してしまうのはもったいないです!
そこに、筋肉を追い込むためのパートナーであるトレーナーをつけることによって、厳しい筋トレでも最後の1回を乗り越えることができます!
パーソナルトレーニングジムのBOSTYなら、トレーナーがしっかりとフォームを確かめ、正しくトレーニングできるように指導いたします。
トレーニングで重要なのは、心の限界を乗り越えて、筋肉も限界まで燃やし尽くしたところで最後の1回を行うこと。
筋肉だけでなく、自分のメンタルや人生も変えられるメソッドの真髄はここにあります。
まとめ|筋肉は限界まで追い込むべき!
初心者の方は「回数こなせばOK」「余裕で筋トレできるようになったら成長している証拠」と捉えがちですが、筋肉を限界まで追い込むことこそ筋トレにおいて重要です。
しかし、あくまでも「正しいフォームを崩さない」ということが大前提です。
崩れてしまったフォームで筋肉を限界まで追い込もうとしてしまうと、怪我の原因になります。
初心者の方で、筋トレしていてもなかなか効果が出ないと悩んでいる方は、正しく筋肉を追い込めていないかもしれません。
毎回動けなくなるまで筋トレを行えているか、軽い負荷でトレーニングとして強度が足りない状態で行っていないか、今一度チェックしてみましょう。